ミラノ・フィレンツェ・ローマ8日間の旅…7日目(ローマへ)
楽しい旅行もあと二日となりました。今朝は早起きして(集合時刻が午前7時45分です)バスツアーに出かけます。一人180ユーロ(昼食付き)と結構な値段ですが、なかなか行きにくい所に案内してもらうので仕方ないですね。
そうそう、ここローマのホテルのWIFIは問題なく使えて快適です。画像をかなり付けて投稿してもすぐに反映されます。
部屋は大したことはありませんが…。
さて、フィレンツェ最終日は朝食後に時間があるので先日閉館時間で入れなかったサンマルコ美術館へ行きました。
ここは画家でかつ熱心な修道僧だったフラ・アンジェリコの作品が多い美術館です。
この「受胎告知」が一番有名かもしれません。
入場して初めて分かりましたが、ここは元修道院をそのまま美術館にしてあるんです。他の美術館とは感じが全く違いました。
絵はほとんどが壁画で回廊や(おそらく)修道僧のいたであろう小部屋の壁にこれらの絵が描かれていました。
絵の有名度では下の順位だと思いますが、行って良かったと思える美術館でした。
ローマへの移動は午後1時38分発の列車です。先日のユーロスター程ではありませんでしたが、綺麗な特急でした。
今回も時刻通りにテルミニ駅に到着しました。イタリアの列車やバスの正確さには驚かされました。
ホテルにチェックイン後は夕食まで時間があるので、ホテルそばのバルベリーニ宮殿(国立絵画館)に行ってみました。
ここは映画好きの方ならご存知かもしれませんが、「ローマの休日」でアン王女が宿泊していた(設定の)大使館なんです。
ここにはラファエロが描いた恋人の絵があります。結局彼女とは結ばれることなくラファエロは早逝してしまいますが、この絵は売り物ではなく(自分で勝手に描いた訳です)遺品の中に紛れていて、死後60年経って発見されたそうです。
こちらの二つはバロック絵画の創始者カラヴァッジョの絵です。
いやぁリアルで迫力のある絵です。叫び声が聞こえてきそうです怖いです。
こちらはナルシスです。水面に映った自分の姿に恋してる様が良く分かる絵です。カラヴァッジョも30代半ばで病死しましたが、長生きしてたらどんな絵を書いたのか見てみたかったです。
夕食は例によってネット検索でレストランを見つけました。
前菜は生ハムとモツァレラチーズ、野菜サラダとパスタはトマトソースとカルボナーラです。
生ハムは塩味が強すぎず良い味でワインにピッタリ、パスタもアルデンテで美味しかったです。
それは良いのですが、アキタンのお腹もやばいことに(ポッコリ!)なってます。(^_^;)
帰ったら断食かな…。