南仏コートダジュール5・グラース、カンヌ、アンティーブ
楽しかった南仏コートダジュールの旅ですが、とうとう最終日です。天気もさすがに昨日の後半から雲が多くなってきました。
今朝は晴れてて、この後も悪くても曇り程度で雨の心配はなさそうです。
イスタンブールへの帰りの便は18:20発ですので、それまで行きそびれたモナコのグレース王妃記念のバラ園、昨日は閉館だったアンティーブのピカソ美術館に行ってこようと思います。
昨日はまずはグラースへ。ここは女性には有名な場所で、フランスの香水メーカー・フラゴナール発祥の地です。フランスの香水師の方はここの出身がとても多いのだそうです。
アキタンにとってのフラゴナールと言うとロココの画家・ジャン・オノレ・フラゴナールなんですけどね。
ここは駐車場出口からは目の前にある「フラゴナール香水歴史工場」です。
(多分?)創業者の写真とか香水の抽出する器具などの展示があり、ブティックも併設されています。
グラースの旧市街をチラッと見て…
今度はロココ画家のフラゴナール美術館です。でも、本人の作品はほんの少しで、息子や義妹の作品が中心に展示されていました。
フラゴナールの作品は世界の有名な美術館に行かないと見れませんね。
ここは市街からは少し離れた場所にある「香りの工房・ガリマール」です。香水の調合体験が出来るそうですが、僕たちはすでに調合されたものを二つほど購入です。
ショコタン曰く、一つは有名な「シャネルの五番」の様な香りなんだそうです。香水の配合が同じようになってるかもしれません。
次はカンヌです。ここは映画祭で有名ですね。右上の手形のサインは分かるでしょうか? シルベスター・スタローンの手形です。アキタンは手を当ててみたら、かなり大きいのでビックリしました。
映画祭の時にセレブたちがドレスで登る階段でポーズをとってる観光客のお姉さんがいました。なかなか素敵な感じでした。
ランチタイムは目に付いたビストロに。
ショコタンはステーキタルタル、アキタンは和牛バーガーです。両方とも量がたっぷりで満足でした。
食後は海岸線を眺めたり、クロワゼット大通りを散歩です。
チャーリーズ・エンジェルでは真ん中にいるのは「ショコタン・ディアス」さんですね。(爆)
市庁舎や小高い丘の上にあるカストル博物館を眺めてからはアンティーブに移動です。
ここは海辺の村で、海岸方向に城壁が出来てます。ここをくぐると旧市街です。
城壁の上からは小さい海岸があり、海水浴客が結構いました。遠くに見えてるのはニースの海岸線です。
で、肝心のピカソ美術館ですが、あちゃー!月曜日は休館だったんです。(泣) ニースの美術館が火曜日休館だったので勘違いしてしまいました…。ホテルからはそんなに遠くないので、帰る日に行くことにしました。
時間が少しあったので、ヴァンスの大聖堂に行きました。ここは初日に行ったところですが、大聖堂内にあのシャガールの「モーゼの発見」のモザイク画があったんです。
先日シャガール美術館に行きましたし、これは見逃せないですからね。最近の有名な画家(1985年没)のモザイク画がある教会ってとても珍しいと思いました。