南仏プロバンスの5日間…その5(モーゾール修道院、ラ・ソルグ)
今日の昼過ぎの便でイスタンブールに戻ります。明日は夕方ニューヨークに出張ですので、帰ったらすぐに仕事モードに切り替えないといけません。
さて、南仏旅行の実質的な最終日の昨日はエクスアンプロバンスを出発して、まずはサンレミ・ド・プロバンスに行きました。前日にも行ったのですが閉館時刻で入れなかったモーゾール修道院見学です。
ここは18世紀以来精神病院になっていて、ゴッホが入院していました。
修道院までの道にはゴッホの自画像、その他の作品(もちろん複製です)が飾られています。
中庭には色とりどりの花が咲いています。ゴッホの入院してた頃も咲いていたんでしょうか?
こちらは2階の病室です。ゴッホの収容されていた病室を再現したものです。こんな風景を100年前に彼はベッドの隣の窓から見ていたんですね。
修道院近辺を題材にした描いた絵が何枚も表示されていました。ゴッホの絵は枚数がかなりあるので、今度どこかの美術館で実際の絵を見ることが出来るかも知れません。
修道院の前庭にはラベンダーです。ちょうど最盛期に来れたようで、綺麗ですし、良い香りがしました。ゴッホの絵にはラベンダーが出てきた記憶がないのですがちょっと不思議な気がしました。糸杉や黄金色の麦畑はたくさんありますけど。
修道院を後にして、この水の多い街は「リルシュル・ラ・ソルグ」です。ここは帰りがけにちょうど良いと言うことでショコタンが選んだのです。今までの村や街とは趣きが違いますね。涼しげで良い感じです。
ランチタイムで、運河沿いのレストランに入ってみました。セットメニューで20ユーロでしたが、とても良かったです。前菜にフォアグラ、メインのステーキ、美味しいです。ワインが飲みたかったけど、ペリエでシャンパンのつもり…。デザートはフォンダン・ショコラですが、温かくしてあり、チョコレートがとろっとしてて最高でした。今回の食事の中で一番のデザートでした。
運河沿いをふらふらしてみましたが、公園には水車あって雰囲気が良いです。この街も2泊くらいしてのんびりするのも良さそうです。
ガイドブックに載ってた店を見つけて、ショコタンはランチョンマットや花瓶敷きをゲットしました。
車の返却まで少し時間があったので、世界遺産の街リヨンにも寄ってみました。
高台にあるフルヴィエール寺院に行くと街全体が眺められます。
フニクラで一駅降りるとそこは旧市街です。ソーヌ川沿いには世界遺産の街並みが広がっていました。
この両替広場の建物はルネッサンス時代からのものなんでしょうね。
しばらく旧市街をふらついてから、再びフニクラに乗って駐車場に戻り、リヨンの街に別れを告げました。
空港に行ってレンタカーを返し、空港ホテルにチェックインです。
充実した5日間の南仏旅行でした。(^^)V