6スタークルーズ、クリスタルとシーボーンの比較

10月12日(土)

ちょっと長くなってしまうのですが、6月と9月に行った6☆クルーズの比較についてお知らせしようと思います。
自分への備忘録として、また最近はクルーズが随分流行っている様ですからどなたかが選ぶ時の参考になりますように。

6☆クルーズ クリスタルとシーボーンの比較

値段…同じ位
業界向けの格安サイトからの予約で7泊8日クルーズの場合どちらのクルーズも正規価格の80%オフ位になります。これらはには食事、アルコールを含む飲み物、チップが含まれています。
特別な飲み物や食材(寿司でウニ、とろ、鮑等)を頼まない限り追加料金はなしです。

部屋…シーボーン
どのタイプを選ぶかで違いはありますが、格安サイトで選べるベランダ付きの部屋を比較した場合はシーボーンの方が広くて使い易いです。
ウォークインクロゼットがあり、ソファは3人掛け+二人用のダイニングテーブルと椅子が二脚があります。また洗面所にはシャワーブースとバスタブがあります。
ダブルシンクになっている点は両方とも同じでした。

クリスタルの部屋はMSC、セレブリティと同じ作りでソファや家具は高級な感じ (革張りソファ等)がするものの、広くなくてちょっとガッカリでした。 大きいキングサイズベッドに2人がけソファ+テーブルと壁にテレビや冷蔵庫が一体型になっている化粧台と椅子です。 洗面所はバスタブがありますが、シャワーブースはなしです。

贅沢な方にはすぐ慣れてしまいますから…。
両方とも部屋の掃除は朝と晩の二回あります。

メインダイニングの食事…シーボーン
どちらのクルーズもメニューは毎晩変わります、がクリスタルでははそれほど高級なものが毎晩出る感じはなかったです。飲み物、赤、白ワインやシャンパンは美味しかったです。
無料で提供と言っても手を抜かず良いものを出してる感じです。これは嬉しかったですね。

シーボーンではスタンダードメニュー(ニューヨークステーキ等) は常にあり、その上その日のスペシャルメニューが用意されています。チョイスが広いのが良かったです。
それと必ずビーフのメニューがあったのが肉好きの僕としては嬉しかったですね。

スペシャリティレストラン…クリスタル
シーボーンでは全く予約が取れませんでした。(^_^;)
格安サイトでは事前の予約は出来ないんです。

クリスタルではプレゴ(イタリアン)に1回、シルクロード(寿司BAR)に2回行けました。プレゴのパスタや料理は美味しかったです。シルクロードでのお寿司や和食もレベルが高くてビックリしました。日本酒は吟醸香が良く美味しかったです。こんなに美味しい吟醸酒がクルーズで飲めるとは思ってなかったです。ネットで調べましたら「北雪」という酒造のNOBU仕様の吟醸酒だったようです。
ただウニ、トロ、アワビは別料金になっててちょっと残念でした。(2貫10ドル程度)

ビュッフェレストラン…シーボーン
シーボーンの方が朝も夜も種類が多く美味しかったですね。
クリスタルでは夜のビュッフェはありません。朝食時もクリスタルはごくごく普通のバイキングです。ただ果物はパパイヤ、マンゴーが完熟でとても美味しく毎朝食べてました。

シーボーンのサラダは種類が色々ある(野菜の種類だけでなくコールスローやグリークサラダ等)のに対し、クリスタルではトマト、キュウリ、オニオンスライス、人参の4種類のみ。これは別の意味でびっくりでした。(えー、これだけ!)

クリスタルのメインのレストランでの和朝食は焼き鮭定食で美味でした。これは日本人の板前さんが2人乗ってるからでしょうね。

夜のショー…クリスタル
クリスタルの「カーテンコール」(ミュージカル名場面集)や「ロケットマン」(エルトン・ジョンのそっくりさん)は歌唱力がすごくて楽しませてくれました。
これに対し、シーボーンのショーは乗客数が少ないため(1000人対400人)劇場も小さく迫力不足は否めません。
またシーボーンはアメリカ船籍と言うこともあるでしょうが、弦楽四重奏のクラシック音楽演奏はなかったです。ロック系で踊るっていう感じでした。
クリスタルでは夕方何処かでクラシックを演奏してくれるのは嬉しかったです。

従業員のサービス、態度について…シーボーン◎
シーボーンとクリスタルで一番違うなと感じた点です。
従業員のサービスのレベルはシーボーンの方が格段に上だと感じました。

一例ですが、朝食ビュッフェの時、まだ前の人のお皿などが片付いてない
テーブルがあり、従業員に片づけて欲しいと言ったら「この席はまだ他の人が
使っている」とだけ言われました。シーボーンでも同じようなことがありましたが
「この席は他の人が使っているのであちらの席ではいかがですか?」と言われました。
すべてにおいてこの違いが目立ちました。

シーボーンではいつも従業員から必ず笑顔で挨拶がありましたが、クリスタルでは
黙ってることがあったり、シアターでオーダーした飲み物を忘れられたり、
部屋の掃除を頼んだら今すぐは出来ないと言われたり…。
シーボーンでは、決して「NO」とか、何かを頼んだとき、たとえすぐには無理でも
「無理」とは言わず、Right away という言葉を使っていました。

クルーズに対する敷居が高いかどうかで言えば、よりクラシカルなスタイルの
クリスタルの方が敷居は高いかもしれません(フォーマルのドレスアップ度も
クリスタルの方が高い)。
シーボーンはアメリカ的でフレンドリーな感じなので
敷居の高さは感じませんが、従業員のレベルという点では、客から頼まれたことは
絶対に忘れない(忘れたかなと思っても、実はタイミングを見ていただけで
忘れていたわけではない)、従業員どうしの連携もしっかりできているシーボーンの方が
格上だと思います。

余談ですが、料理の盛り付けもクリスタルの方がよく言えばクラシカル、
悪く言えば古臭く、シーボーンの方が今風なオシャレな盛り付けで
より美味しそうに見えた(と家内は言っています)

というわけで、乗った瞬間からこれは違うぞ!、乗っているときも、すごいなー、
すごいなーと思わせてくれたシーボーンのサービスからするとクリスタルのサービスは
少し不満が残ります。はっきり言って 4☆MSC、5☆セレブリティと同じくらいの
レベルでした。6☆と言うことで期待しすぎたかもしれませんが。

クリスタルにはすぐ名前を覚えてくれて、「◯◯サン、オハヨゴザイマス!」と
言ってくれるウェイターさんもいました。こういうのは嬉しいです。

どこに視点を置くかでどちらのクルーズを選ぶかは違ってくると思います。
クリスタルには日本人のオフィサーが乗ってますし、日本語の船内新聞が毎晩配られますから英語が話せなくても困らないでしょう。日本人の美容師さんもいて家内はヘアセット、ヘアカットと2度お世話になりました。
美味しい和食や日本酒、そしてイタリアンが楽しめて、迫力のあるショーや優雅なクラシックを楽しむならクリスタルです。

日本食にこだわらず、英語が少し出来てクルーズライフそのものを楽しむなら居心地の良いシーボーンだと思います。
我々は次の機会にはネットでシーボーンと同等のサービスが期待出来ると言う情報の「Silver Sea」のクルーズに乗ってみたいと考えています。こちらはヨーロッパ船籍なのでクラシックが聴けるかもと期待しています。

それからクリスタルには中国人乗客が150人ほど乗っていて驚きました。(6月のシーボーンではいませんでしたので) 今回は中国の休暇に当たっていたせいかもしれませんが。
欧米人はほとんどが老夫婦なんですが、中国人は若夫婦や子供連れ、友人同士のグループでした。レストランでは欧米人の老夫婦は静かなものですが、中国人グループは人数が多く、大声で喋るので目立ちました。
最初の晩のシルクロードでは隣のテーブルに中国人家族8人がいて子供が騒ぎ、ファミレスみたいでした…。和食だと「和民」と同じ??と思ってたのかもしれません。(やれやれ…)

日本人の美容師さん情報では東南アジアのクルーズの「コスタ」では3000人の乗客のうち2000人が中国人だったそうです。中国パワー恐るべし、ですね。

フォーマルウェアについて…
シーボーンもクリスタルも僕たちが参加したクルーズでは1回だけ
フォーマル・オプショナル(クリスタルではブラックタイ・オプショナルと
呼ばれていました)があっただけでした。

オプショナルという言葉がついている意味は、必ずしもフォーマル
ではなくても OK ということで、フォーマルな服装をしたい人はどうぞ
ということです。

シーボーンでもクリスタルでもタキシードを着ていない男性は多くいました。
女性も、シーボーンでは年輩者(70歳以上?)が多いので、アメリカ人でも
さすがにお婆ちゃんはロングドレスは着ないようで、家内がロングドレスを
着たら、かなり目立っていました(^^; お年寄りからゴージャス!と
言われていましたが…。

シーボーンは敷居の高さは感じさせませんが、アメリカ的な派手なサービスが
あるので(例えば、メイン・ダイニングでは家内はウェイターさんと
腕を組んで席までエスコートされる、とか、ある日は観光から帰ってきたら
船の前にレッドカーペットが敷かれていて、その両側(20mぐらい)に
従業員が立っていて拍手と Welcome back!! の嵐の中を歩かなければ
ならない、とか)そういうのが苦手だとキツいかもしれません。
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by akitandaibouken2 | 2013-10-12 13:34